図と写真40枚で約3ヶ月のカナダ自転車縦断達成を振り返る

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おはようございます。

自転車で海外その辺ほっつき走っているびゃすです。

実は、この度カナダ自転車縦断達成しました!

やったぜ!

今回は、約3ヶ月程(実際は2ヶ月と2週間か3週間程だと思う)走り続けて、自分が見たカナダはどんなもんだったのか?という記事です。

前半:ユーコン準州
中盤:ブリティッシュ・コロンビア州1回目
後半:アルバーター州とブリティッシュ・コロンビア州2回目

と聞き覚えのない州の名前が出てると思いますが、こんな感じで前中後編に分けて書いていきます。

ではスタート。

全走行ルート

まず初めに走行ルートを提示しておきます。

このルートはグーグルマップによって自動で生成されたものであり、若干実際に走ったルートとは違います。

でも俯瞰して見ると大体合ってるからまあ良いや。

前半:ユーコン準州

ユーコン準州とはここ。

自分の旅はアラスカから始まっており、カナダへはユーコン準州から入国しました。

入国については以下のこの記事で紹介しております。よかったら読んでみてね。

自転車でアラスカからカナダへ国境越えしてみたら無人地帯すぎて泣きそうだった
おはようございます。 自転車でアラスカからカナダへ国境越えしてきました! ……というとそれだけの為に行った様に錯覚します...

国境からホワイトホースの街まで

ユーコン準州は人が本当に居ない。
人が居ないのでまともな町も殆ど無い。

入国して直ぐにビーバークリークという小さな小さな村があるのですが、もちろんスーパーもなく、仕方がなくコンビニのような場所で食料を調達しながら進んだのが懐かしい。

いつ入荷したのか分からない芽の生えたじゃがいもとか売っていました。

ビーバークリークを抜けると約500km先にあるホワイトホースまで町はありません。
村のような場所はたまにありますが基本的に何もありませんでした。

約500kmというと大阪から東京間ですよ。
初めは良いんですけどね徐々に……うっ気が狂いそうになって……くる……

日本なら街から街まで民家が途切れることって殆ど無いと思うんですが、ユーコン準州では約500kmの間、たまにガソリンスタンド兼レストラン兼宿泊施設があるだけで、それ以外では木と山と道路だけです。

このガソリンスタンド兼レストラン兼宿泊施設でしっかり食べ物を補給しながら前へ前へ進んで行きました。

この間日本人の自転車旅行者と一緒に行動していたので寂しくはなく、心の支えになっていたと思います。

というのも中盤ではちょっと寂しかったんですよ。
人が居なさすぎて。
後述するけども。

ホワイトホースに到着しますが、この街ユーコン準州の州都なのです。
なのですが、人口わずか2万2,898人の小さな街。

そして驚きなのが、ユーコン準州の75%もの人がここホワイトホースに住んでいるのです。
75%で2万2,898人だよ。(ウィキペディア調べ)
人少ないわけだ。納得してしまう。

ホワイトホースからワトソンレイクまで

ホワイトホースで1週間程休憩した後、ここから一人旅が始まります。

次の目的地はワトソンレイクという町だか村だか分からないんですが、小さな町(とりあえず町にしておく)を目指しました。

距離は440km程。

この間も村が一箇所のみで、後はたまにあるガソリンスタンド兼レストラン兼宿泊施設のみでした。

レストランの隅にテントを張らせてもらったり、ホワイトホースからワトソンレイク間では唯一の村であるテズリン村では現地の人の家に泊めてもらったりしました。

時には野宿したりキャンプ場使ったりしながら5日程かけて目的地のワトソンレイクにたどり着くと疲れからか風邪を引いてしまいました。

(写真はワトソンレイクにあったサインポストフォレスト。看板の森)

とにかく何もなかった。
人が居なかった。

中盤:ブリティッシュ・コロンビア州1回目

ブリティッシュ・コロンビア州とはここ。
広いですねぇ。広い。うっ気が遠くなって……
ここを南下したり東に行ったりしていきます。

ワトソンレイクからキットワンガまで

ワトソンレイクの町から少し戻った所にあるスチュワート・カシアハイウェイという場所を行くことにしました。

ワトソンレイクからはルートが分かれており、隣のアルバーター州へ向かう道。
アラスカのトックという町から始まるアラスカ・ハイウェイを進む道です。

一方自分の様にアラスカ・ハイウェイから逸れてスチュワート・カシアハイウェイを行く道があります。

出会った自転車旅行者や現地の人が言うには「スチュワート・カシアハイウェイはベリービューティフル」らしいのでそっちの道を選んだのですが、えらい道を選んでしまったなと走っている途中で何度も思ったものです。

まあアラスカ・ハイウェイを走っていたら走っていたらいたで何かあったんでしょうが。

このスチュワート・カシアハイウェイ沿いという場所は人が殆ど住んで居ないんですよ。
更に延々と山道なのです。
毎日毎日アップダウンの繰り返しに人が居ないことによる孤独感で精神が崩壊しそうになりました。

目的地は約1000km先のキットワンガ村。
この間にディーズレイクという町だか村が一箇所あります。
そしてカシアハイウェイから60km枝分かれした別の道を進んだ所に村が2つあります。

それ以外は例によってガソリンスタンド兼レストラン兼宿泊施設のみでした。

ユーコン準州の時と状況が違うのは1人で居ることと、道の狭さでしょうか。
道が狭くなり今にも自然に飲み込まれそうな道がずっと続いていました。

またこの辺りから毎日のようにクマと遭遇しており緊張の日々でした。

途中アラスカへ再び訪れる

スチュワート・カシアハイウェイを500kmほど進んだ所にあるメディアジンジャンクションというガソリンスタンド兼レストランがあります。

そこから道が二手に分かれておりアラスカ方面に行くことが出来ます。

自分はカナダとアラスカの国境付近にあるスチュワート村とハイダー村に訪れました。
目的はサーモン氷河を見るためです。

この話しは以前ブログに書いたので興味のあるかは是非こちらの記事も合わせてどうぞ。

カナダにあるサーモン氷河に10日掛けて自転車で行ってきたレポート。
こんにちわ。 自転車で世界一周中のびゃすです。 近くに氷河があるらしいという情報を頂きました 氷河見たいなぁ。 ...

キットワンガからプリンスジョージまで

「寂しい寂しい」と思いながらも何とか約1000km走り切り、キットワンガ村へ到着すると一気に反動がきたのか、少し先にあるニューヘルゼルトンという町で埋没してしまいます。

「行こう行こう」と思うのに自転車に乗る気にならないのです。

結局ここで1週間滞在し電車に乗って中規模の町プリンスジョージまで行くと、更に5日間滞在してしまいました。

完全にノックダウンでしたね。

まあでも引きこもっているのにも限界が来るものです。
案の定、引きこもり生活が暇すぎて「また行くか」と自転車に跨っていました。

後半:
アルバーター州からブリティッシュ・コロンビア州2回目

アルバーター州というのはブリティッシュコロンビア州のお隣にあります。
ブリティッシュ・コロンビア州に負けず劣らずの広い州ですね。
自分はアルバーター州を少しだけ訪れ、再びブリティッシュ・コロンビア州に戻りました。

プリンスジョージからレイクルイーズまで

アルバーター州に訪れた理由はアイスフィールドパークウェイを走るため。

アイスフィールドパークウェイを走るのは長年の夢で、自転車でカナダを走る際には必ず行きたい場所の一つでした。というかここしか明確に行きたい場所はなかったのだけども。

この場所を知ったのは石田ゆうすけさん著の行かずに死ねるかです。

この本にアイスフィールドパークウェイを走ってその美しさに驚いた的なエピソードが乗っており、その文を読んだ時から「ここに行ってみたい」と思っていました。

実際に行ってみると想像していたのとは全然違いましたが、ナイフリッジの鋭い山々が辺り一面に広がっており、そして青々と鮮やかに見えるのです。

また氷河も多く見ることができ、どこを見ても美しい。

5日程滞在していたのですが最後の日はもう終わりかと感じたものです。
もう一度走りに行きたいですねえ。

ゴールデンで埋没

アイスフィールドパークウェイを走る時ジャスパーからスタートしバンフという観光地でゴールされる方も居ると思うのですが、自分は途中のレイクルイーズで終わってそこからバンクーバーを目指しました。

しばらく走りっぱなしであり、体に疲労も溜まっていたので少し休もうと考えました。
そこで、レイクルイーズから直ぐの所にあるゴールデンの町にあるホステルを発見し投宿しようとしたのです。

すると、なんと自転車旅している人は無料でいいよと言うではないですか。
ありがたく泊めていただき、なんかその言葉に甘えているといつの間にか一週間滞在してしまっていて……まあダラダラ快適にやっていました。

その間はカヤックに行ったりトレッキングに行ったり自転車じゃないことをやっていました。

ゴールデンからバンクーバーまで

1週間の滞在の末、ようやくバンクーバーに向けて走り初めます。

ここからは何度か現地の人の家に泊めてもらったり、ウォームシャワーという自転車旅行者専用のカウチサーフィンのようなサービスを利用することになります。

ウォームシャワーは自転車旅行者ならば無料でホストの家に宿泊させてもらうことができるのです。

すっかりウォームシャワー中毒です。

ウォームシャワー以外にも突然声をかけられて泊めてもらったり、カナダ全行程通して一番楽しかったのはこの後半部分でした。

バンクーバーに到着して

自分の見たカナダとは山と森と湖と川、それからクマ。
そんな印象のカナダでしたが初めての大都会にやってきました。
こんなにカナダに人って居たんだなとさえ思う。

今まであんなにまばらだった車も、何処からからこれだけやって来るのだろうと思わずに居らませんでした。

バンクーバーの第一印象は最悪。
ギャスタウンという浮浪者のたまり場のような場所を通ったせいなのですが。

ここは治安が悪いらしく地面も汚く、そんな汚い地面に座ってたむろするホームレスを見て感じ悪いなあと。

だけどもダウンタウンはそんなこともなく、またスタンレーパークは1度行って欲しいとオススメしたくなるような自然と人工物が調和したアートのような公園で、ついつい見とれてしまいました。

カナダを縦断して

カナダを縦断してみてこの国はどうだったのかについて最後にまとめます。

カナダは大自然の国

自分の見たカナダは山、森、湖、川と動物でしかなく、人が少ない印象。
地域によっては全然人居ないと感じるほどの人口密度です。

ルートを見ていただけると分かるように、自分は西側を延々と南下していました。
東側は草原が広がっており人の数も増えるそうです。
ですが、そちらは行っていないので聞いた話しです。

少なくとも西側は辺り一面自然だらけであり、そのためキャンパーが非常に多かった
道行く車はキャンピングカーの方が多かったのではないかなと感じるほどでした。
(バンクーバーに近づいていくと徐々にこれが逆転していきます。)

どの町にも大抵キャンプ場があり、そこで見られる山々や川、湖を楽しむことができます。

治安は良かったけど野生動物には注意

治安もすこぶる良かった。
道中であう人は皆優しく親切でよく助けてもらっていました。
人による身の危険は一度もありませんでした。

人ではなく動物の方に注意が必要だと感じます。

一度テントの間近くにクマがやってきた時は怖かったですね。
テントにクマの胴体が当たっていましたから「ヤバイ」と心臓バクバクでした。

注意
カナダへキャンプしに行く方はベアスプレーを持つなどクマ対策は
しっかりした方がいいでしょう。
※ベアスプレーはアマゾン等で購入できますが日本から国外へ持ち出せませんので
現地で購入してください。

前述した通りスチュワート・カシアハイウェイではクマにほぼ毎日遭遇していました。
それ位には数も多く生息しているのです。

またクマ以外にもヘラジカやバッファロー等が生息していますので注意が必要です。
(クマ程出会わないでしょうけども。自分は一度も道で出会わなかったです。)

参考:北国へ向かう前に必ず覚えておきたい7つの熊対策

カナダは物価が高い

治安も良い、景色も良い、人も良い。
そんなカナダで自分を悩ませていたのが物価でした。

例えば日本で外食すれば1000円以内で済むことも多いと思うんですよね。
高いレストランに行かなければ。

でもカナダでは最低でも1300円~2000円は掛かっていました。
ちょっとしたハンバーガーでも1300円位ですよ。
泣けてくる。

ちょっとしたクッキーを買うのでも300円~400円はしましたし、
コカ・コーラは500mlのペットボトルで200円程が相場です。
パンは一斤で300円程でしょうか。(日本みたいに5枚6枚では売っていません)
野菜も例えば玉ねぎは1玉で150円位。
バナナも200円位。傷んでるやつなら100円位。(野菜は基本的に量り売りです)
調味料は300円~500円位でした。

感覚ですが100円程で買えるものはあんまりなかった。大体200円~。

驚くのがスポンジ。食器洗うやつです。
あれが3個セットで400円位します。
日本だったら100金で3個入り程のを買えますよね。
流石に買う気になれなかった。

カナダってこんな感じの国

自分が見たカナダはそんな感じでした。

自然が多く、人が優しく、治安も良い。
でも動物が多くて注意が必要だし、物価が高い国。

総合してカナダ大好き。

実はオーロラが見れなかった。
自転車旅が終わったらオーロラを見るためにカナダへ再訪したい。

最後に、カナダの自転車旅の具体的な様子は以下の「もっと知りたい人向けの有料マガジン」から読むことが出来ます。
もし良かったら合わせてどうぞ!

そんなこんな!
そしてアメリカ縦断編に続く……

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名前 びゃす
現在自転車で世界中旅しています。
スタートはアメリカ合衆国アラスカ州。
南米最南端を目指して毎日ひたすら前進中!。

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