北国へ向かう前に必ず覚えておきたい7つの熊対策

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こんにちわ。

自転車で海外のその辺をほっつき走っているびゃすです。

アラスカやカナダへ行かれる方は熊対策って考えておられますか?

日本で熊に遭遇することって中々ないと思うのですが、アラスカやカナダでは道路のその辺に居たりして結構焦りました。

特に初見は。

個人的に熊はアラスカよりカナダの方が多い印象でした。

参考:図と写真40枚で約3ヶ月のカナダ自転車縦断達成を振り返る

自分は熊の専門家でもなんでもありませんが、アラスカとカナダを自転車で縦断した経験があります。

この区間を自転車で通り抜けるには、皆知っている熊対策が存在するのです。

そんな熊に遭遇しない、襲われない、襲われた時どうすればよいのかについて今回は書いていきます。

余談ですが、熊対策以外にも犬対策についても書きました。
参考:外国で犬に追いかけられた時の対処法【効果絶大】

熊は基本的に臆病

まず前提として、熊は基本的に臆病な動物です。

それから個体差があるので絶対ではありません。

なので人の気配がすれば逃げていく場合が多い。

つまり、人が居るアピールをすればいいのです。

対策その1:ベアベルを鳴らす

その方法の1つとして以前に熊よけ鈴を装備した方が精神的に楽になる【アラスカやカナダに自転車で行く人向け】の記事で書いたがベアベルを使うこと。

ベアベルを鳴らし続けながら行動すれば、人の存在を熊に知らせることができます。

これで熊が逃げていくよ!これで大丈夫だ!やった!なわけがないのですよね。

アラスカや、特にカナダはサイクリングが人気です。

熊もベルの音に慣れています。

これで安心はできません。

しかし、気休めかもしれませんが、熊が臆病であることは事実なので鳴らしながら走ることは無駄ではありません。

個人的には気休めだろうなと思っています。

なにせ効果の程を感じられなかったから。

鳴らしていても熊にはじゃんじゃん出会ったし本当に効果あったのかなと疑問でした。

しかし、コレがなければもっと出会っていたのかも知れない。

未然に出会いを防いでいたのかもしれない。

知らない所でしっかり仕事をしていたのかもしれない。

ので1つ持っていても良いのではないかなと思うのです。

対策その2:歌を歌う

ベルの音で不安なら同時に歌ってしまいましょう。

日本と違って現地は人が殆ど居ないのが良いですね。

歌を熱唱していても恥ずかしくない。

あいつ何だとも思われません。

心置きなく歌ってください。

自分も歌っていました。

ベルの音と人の声で熊を牽制しましょう。

人の声で熊がかえって寄ってくるのでは?は心配しないでください。

熊は基本的に臆病な動物で人を見ると逃げ出します。

出会った後の話ですが、実際に目と目が合った後、熊から一目散に逃げ出したっていうケースは何度かありました。

熊の嗅覚について

熊は犬以上の嗅覚を持っています。

つまり荷物にも注意しなければなりません。

もし荷物の中に臭いの強い食料を入れているならば注意するべきです。

具体例を上げると、ソーセージでしょう。

今紹介した本のエピソードには恐ろしいエピソードが実体験として載っています。

ソーセージを持った状態で、しかも油断をしてそれをテントの中に入れたまま寝てしまい、熊に襲われたらしいのです。

ソーセージをテントの中から外に投げて九死に一生を得たと書かれています。

「ソーセージなんてそんなに臭うものか?」と、そんなのは人の嗅覚レベルの話し。

熊は何十キロ先からでも匂いを嗅ぎ分けられると言います。

対策その3:食料をテントの側に絶対に置かないこと

なのでアラスカやカナダではキャンプをする場合、

1:食料は指定の食料入れに入れる

2:テントから少なくとも100メートル以上離れた高い場所(例えば木)に吊るす

などしてください。

これらはアラスカやカナダのキャンプ場で、どこにでも張り紙やボードが置かれている位の常識です。

なのでテントの中に食料を入れるのは絶対止めましょう。

自分はテントから遠く離れた茂みの中に放り込んでいましたが、これは反省ですね。

これは熊に襲われないことに合わせて、熊が人間の食料を食べないようにという意図もあります。

人の食料を食べてしまった熊は再び同じことを繰り返す可能性があります。

人の食料の味を知った熊はハンターに射殺させてしまいます。

なので互いに不幸にならないために、専用の箱に入れるか、木に吊るしてください。

自分は幸い一度も食料を食べられなかったのでラッキーだっただけです。

木に吊るしましょう。軽率だったなと反省。

対策その3:香水、歯磨き粉など匂いの強いものは持たない

香水や歯磨き粉などの匂いでも熊は寄ってきます。

なのでアラスカやカナダでキャンプをする場合は、持っていかないのがベストです。

自分は歯磨き粉は持っていましたが、寝る前には使いませんでした。

朝起きてから歯磨き粉で磨くことはあっても、寝る前に使うことはなかった。

それくらい気をつけていました。

対策その4:調理場と寝床、ゴミ捨て場の距離を開ける

寝床と調理場、ゴミ捨て場をそれぞれ最低でも100m以上離すのがベストです。

調理場やゴミ捨て場は匂いを発する場所になるので、熊を寄せ付けます。

なので寝床に寄ってこられないように距離を離すのです。

実際は最低100mも離せないことが殆どだと思いますが、自分はなるだけ心がけていました。

特にキャンプ場ではなく野宿する時ですね。

キャンプ場なら人も沢山いるのでまだ安心できるのですが、野宿だと自分一人だけ。

何かあっても全て自己責任で対応しなくてはなりません。

なので1人の時ほどこのルールには忠実に従っていました。

しかし1度だけテントに熊がやってきたことがあってヒヤッとしましたね。

食料も一切テントの側に置いていなかったし、調理場からも離れていたのですが、来る時は来るらしい。

怖かった。

熊と目があったら

もし熊と目があってしまったら、どうしますか?

その場合の対策もきちんとあるので安心ください。

対策その5:絶対に背を向けて逃げない、そして動かない

熊と遭遇して目があった場合は、動かずに立ち止まりましょう。

熊に対して背を向けて走るのは自殺行為です。

熊は背を向けて逃げる対象を追いかける性質を持っています。

熊は走れば40km~60kmの速度を出せる案外俊敏な動物なのです。

車と併走できる程速く、人の足で逃げ切るのは不可能です。

立ち止まって、熊の気がそれて去っていった後、ゆっくりと後ずさりでその場を離れましょう。

はい、ここまで教科書的な話しです。

実際どうだったかというと、ブラックベアは目と目が合ってもスラーと自転車で走り抜けることができるケースは何度もありました。

それは

1:相手は食事に夢中の時。

2:こちらが気づく前に熊から逃げ出した場合。

このケースではそのまま自転車で走り抜けても何ら問題ありませんでした。

もちろん100%ではないので、止まるのがベストですよ。

一方で

真正面から向き合った時はしっかり立ち止まって熊が去っていくのを待っていました。

通り抜けられたのは、あくまで熊が食事に夢中であった場合、こちらが気づく前に熊から逃げ出した場合です。

こちらも熊も同時に目と目があった場合はちょっと怖くってスルーできませんでした。

というかスルーしなくて正解なのですが。

それからブラックベアではなく、グリズリーと遭遇したこともありますが、これは無条件で立ち止まってベアスプレーを構えました。

グリズリーはブラックベアと違い、好奇心旺盛で獰猛ですから、無闇矢鱈と動いたらヤバイなと思ったのです。

何とかなりましたけど、本当に怖かった。

襲われた場合

さて、襲われない前提で書いてきたが、襲われた時のことも頭に入れておかないといけません。

この世に絶対は無いのだから。

対策その6:襲われたら熊撃退スプレー(通称ベアスプレー)

熊撃退スプレーを装備しておきましょう。

ベアスプレーと言います。

現地のアウトドア店で購入してください(例えばREI)

ベアスプレーは飛行機で持ち運べないので、現地調達するしかありません。

勿論日本で使うなら日本で買えば良いですが、海外には持っていけないので注意。

そもそも熊は臆病だと書いたが、それでも個体によってはその限りではありません。

それに先程も触れましたが、グリズリーと言う種の熊は好奇心が旺盛なので危険です。

アラスカやカナダへ行く時にベアスプレーを装備するのは常識です。

また鞄の中に入れて所持するのではなくて服のインナーポケットに忍ばせる等していつでも使えるようにするのがベストでしょう。

突然襲われてスプレーが鞄の中でしたでは、手が震えて取り出せないですよ。

またベアスプレーは射程5m程なので、持っているからと言って強気になってはいけません。

5mの間合いなんて熊からすれば一瞬で詰めてしまえる。

それにスプレーなので、風の向きにも左右されてしまいます。

決して万能ではありません。

対策その7:襲われたら頭の後頭部を手で抱えて守る。

もしベアスプレーの威嚇も攻撃も虚しく襲われてしまったら。

考えたくもない。

それでもダメなら頭の後頭部を手で抱えて守りましょう。

熊と格闘したって勝てる見込みは殆どありません。

0%位に思っておきましょう。

この場合、初めにも書いた通り頭を守って熊が去るのを待つしかありません。

本当にこれは最悪の事態なので、ほぼありえないのですが、知っているのと知っていないのとでは生き残れる確率がずっと違うはず。

なのであり得ないと思っていてもキチンと覚えておいてください。

自分はありえない、と思っている時に限って起こることってあるでしょう。

よいアラスカ、カナダ旅を

ということで、脅しじゃなくて本当に熊対策だけはきっちり覚えておいてください。

襲われてないので、なんだこんなもんかと実際思っているのですが、万が一襲われていたらどうだったでしょうか。

知っておいてよかったと感じるに違いないだろうなと思うのです。

相手は動物ですから、100%大丈夫なんてことはないのです。

アラスカ、カナダ行ってよかったと思えるように、キチンと対策とルールだけは覚えていきましょう。

そんなこんな

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現在自転車で世界中旅しています。
スタートはアメリカ合衆国アラスカ州。
南米最南端を目指して毎日ひたすら前進中!。

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